寝落ちもちもちという言葉、SNSや配信でよく見るけど「元ネタは何?」「誰が言い出した」と気になったことありませんか?
この記事では寝落ちもちもちの元ネタや由来を解説します。
- 意味や由来
- 誰が言い出した?
- にじさんじとの関係
- あっときみなどやり方
- 気持ち悪いと言われる理由
- 対義語は起きたらカチカチ?
発祥はいつなのか、そしてネット文化として広まった理由などもまとめています。
寝落ちもちもちの元ネタや由来は?誰が言い出したのか発祥を調査
寝落ちもちもちの元ネタや由来について解説します。
- 意味や由来
- もちもちとはネット用語
- 元ネタは誰が言い出した
- 発祥はいつ?
意味や由来
「寝落ちもちもち」とは、通話を繋いだまま眠る行為、いわゆる寝落ち通話を指すネット用語です。
恋人や友人など親しい関係の人と通話しながらうとうとし、そのまま眠ってしまうシチュエーションを表す言葉です。
ここでポイントとなるのが、一般的な「寝落ち」と「寝落ちもちもち」の違いです。
普通の寝落ちは、何かをしている途中でうっかり眠ってしまうことを指します。
一方で寝落ちもちもちは、最初から「眠るまで通話をつないでおこう」という前提で始まる行為なんです。
つまり「いつの間にか寝ています」のではなく「一緒に寝落ちしよう」と意識的に通話を続けるスタイル。
寝落ちもちもちとは、相手と意図的に時間を共有するための通話を意味しています。
もちもちとはネット用語
寝落ちもちもちというネット用語は「寝落ち通話」から変化して生まれた言葉です。
「寝るつもりがないまま眠ってしまう」ことを意味する寝落ちと、電話の呼びかけに使う「もしもし」が合体して、寝落ちもしもし。
もしもしが寝ぼけて舌足らずで話す様子から「もちもち」に変化していきました。
この語感の柔らかさと、どこか子どもっぽい甘えのニュアンスがウケてネット用語として定着しています。
元ネタは誰が言い出した
寝落ちもちもちという用語は、特定のアニメや漫画などの作品が元ネタというわけではありません。
誰が言い出した言葉なのか、はっきりとした発祥者が存在しません。
これはインフルエンサーや著名人の発言から広まったわけではなく、ネット上で自然発生的に生まれた言葉だからです。
発祥はいつ?
寝落ちもちもちには明確な元ネタは存在しませんが、いつごろから使われ始めたのでしょうか?
X(旧Twitter)で最も古い投稿を調べてみると、2012年4月にはすでに使われていました。
@negishiai 寝落ちもちもち
— 三世 (@thethird227) April 11, 2012
寝落ちもちもちは長時間通話することが前提なので、無料で通話ができるスカイプやボイスチャットなどがユーザーに使われ始めた2000年代後半に普及しています。
2010年代後半になると、「寝落ちもちもち@1」などの投稿が次々と登場しネット用語として若者の間で広まっていきました。
寝落ちもちもちの元ネタは?にじさんじの関係や気持ち悪いという声
寝落ちもちもちがネット用語として広まった要因にはVtuberなどの配信文化がありました。
- にじさんじなどVtuber文化
- 「あっときみ」などやり方
- 気持ち悪いと言われる理由
- 対義語は起きたらカチカチ?
にじさんじなどVtuber文化
「寝落ちもちもち」が拡散した最大の要因は、SNSと配信文化の融合です。
スカイプやDiscordなどのボイスチャットが一般化したことで、通話をしながらゲームをすることがより身近になりました。
そして、次にこの言葉を強く後押ししたのがVTuber文化です。
特ににじさんじやホロライブなどのVTuberグループの深夜配信ではリスナーとの距離感が近く、寝落ち配信のようなものもありました。
同僚ライバーと寝落ちもちもちしたという話題を雑談で話す人もいて一つのネタとして使われています。
「あっときみ」などやり方
「寝落ちもちもち@1」という投稿をSNSで見かけることがあります。
これは「あと1人寝落ち通話できる人募集中」という意味なんです。
もともと「@1(あっといち)」は、ゲームや通話の募集に使われるネット用語。
「あと1人でチーム完成!」という意味から転じて「寝落ちもちもち@1」は寝落ち通話できる人を探してるという呼びかけになりました。
「寝落ちもちもちあっときみ」は「きみと寝落ちもちもちしたい」という意味。
特定の人にメンションすることもあれば、配信者などは不特定多数の視聴者に対して「きみ」と表現することがあります。
寝落ちもちもちのやり方は簡単で、SkypeやLINEなど、無料通話できるアプリで通話しながら寝るだけ。
いびきや寝言が聞こえることもあるため、事前に「寝ちゃったら切っていいよ」と伝えておくと安心です。
気持ち悪いと言われる理由
寝落ちもちもちは一部の人から気持ち悪いと言われることがあります。
その主な理由は語感の甘ったるさや幼稚さに対する抵抗感。
特にSNS上では恋愛や依存を連想させる投稿が多く嫌悪感を抱く人も少なくないようです。
もともと、寝落ちもちもちは親しい友人や恋人との安心できる関係を象徴する言葉。
そのため不特定多数の人が見ているSNSで募集すると否定的な声も出てしまうようです。
寝落ちもちもちをしたい人は、スカイプやDiscordなどで繋がっている人にだけ募集をかけるといいかもしれませんね。
対義語は起きたらカチカチ?
寝落ちもちもちの対義語を「起きたらカチカチ」と提唱したVtuberがいます。
それがにじさんじ所属の「ジョー・力一(じょー・りきいち)」さん。
配信であらゆる言葉を逆にするゲームをする中では発言したもので、ファンの間で話題になりました。
寝落ちもちもちの元ネタや由来は?意味や誰が言い出したのか:まとめ
ネット用語の「寝落ちもちもち」の元ネタや由来を解説しました。
- 意味は寝落ち通話をすること
- もちもちの由来は電話のもしもしが変化したもの
- 特定の元ネタは存在せず、誰が言い出したのか不明
- 発祥は2000年代後半。Twitterで見つかる最古の投稿は2012年
- にじさんじなどVtuberや配信文化で広まる
- 気持ち悪いという声もある
- あっときみなど募集のやり方がある
- 対義語は起きたらカチカチ

