「ありえない話し!」というフレーズ、どこかで見たことありませんか?
これは、元横綱・朝青龍がTwitterで発した一言がきっかけで生まれたネットミームです。彼の投稿はたびたび注目を集め、「朝青龍語録」として人気があります。
「ありえない話し!」にはどんな元ネタがあり、なぜここまで広まったのでしょうか?
この記事では、発言が生まれた理由やコピペの使い方を詳しく解説していきます。
ありえない話の元ネタは朝青龍!激怒した理由はなぜ?
- ありえない話の元ネタは朝青龍
- 激怒した理由
ありえない話の元ネタは朝青龍
「ありえない話!」というフレーズの元ネタは大相撲の元横綱・朝青龍さんが自身のツイートで発した言葉です。
朝青龍のツイートには独特の言葉遣いがあり、使い勝手がいいことからネットで人気を集めました。
「ありえない話」もその一つとして扱われSNSや掲示板、YouTubeのコメント欄などで頻繁に使われるようになりました。
では、具体的にどのような経緯でこの言葉が生まれたのか、朝青龍が「ありえない話!」と怒った理由や経緯を見ていきましょう。
激怒した理由
もともとは、2017年に発覚した力士の日馬富士が起こしたトラブルに関する一連のツイートの中で使用されたものです。
2017年、当時の横綱・日馬富士が従業中に後輩の力士である貴ノ岩とトラブルを起こしたと大手メディアに報じられました。
朝青龍は日馬富士と同じモンゴル出身の力士として、ツイッターで激しい口調で意見を述べていました。
報道の内容が日馬富士を一方的に悪く見せるような取り上げ方をしているテレビ局が多かったため、それに対して同郷の先輩として怒ったようです。
その中で「ビール瓶ありえない話し!」とネットミームの元ネタになる発言が生まれました。
ポイントは日馬富士に怒ったのではなく報道に対して怒ったこと。
朝青龍自身も現役時代に最強の横綱として活躍しながら、メディアではネガティブな報道をたくさんされていました。
品格がないとバッシングを受けていた経験があるからこそ、同じモンゴル出身の日馬富士が批判されることが許せなかったのでしょう。
普段の朝青龍は丁寧口調で投稿していましたが、怒りが頂点に達したあまり「!」をつけて激しい口調になってました。
朝青龍のツイートの独特な言い回しが面白がられ「ありえない話」はネットミームとして定着しました。
今では「ありえないほどひどい話」というニュアンスで使われることもあります。
ありえない話の元ネタは朝青龍!語録やコピペの使い方
朝青龍の「ありえない話し!」はネットミームとして広がり、いわゆるコピペとして使われるようになりました。
- コピペの使い方
- 「謝れ」など朝青龍語録は他にもある
コピペの使い方
「ありえない話し!」がコピペとしてネットミームになったのは、このフレーズの汎用性の高さも要因になっています。
- ランチ行ったら定休日だったとかありえない話し!
- 推しのライブのチケット全滅したとかありえない話し!
- テスト勉強したのに出題範囲じゃなかったとかありえない話し!
コピペとしてはネタとして使われているので、本当に怒っているときではなくガッカリしたときや自虐体な意味合いで使われています。
「謝れ」など朝青龍語録は他にもある
朝青龍は「ありえない話!」以外にも独特な強い言い回しで投稿することが多いため、「朝青龍語録」として人気を集めています。
たとえば以下のような名言があります。
- 謝れ!謝れ!謝れ!
- 君消す
- こいつモンゴルに連れてこい!
やはり基本的に怒って感情が高ぶっている時に独特の言い回しになり、朝青龍語録として流行るようです。
たとえば「謝れ!謝れ!謝れ!」という発言が出た理由は、小学館の子供向けマンガ誌「コロコロコミック」でチンギス・ハンの顔に落書きするという漫画が掲載されたこと。
モンゴルの英雄を貶めるような内容だったため「謝れ」と激怒しました。
「ありえない話!」と怒ったときと同じように、同じ故郷であるモンゴルに関することにはとても怒る愛郷精神がある方のようですね。
「君消す」は、サッカー日本代表の選手交代について疑問を投稿したときに、「じゃああんたが蹴ってみろよ」とアンチから批判されたときに返したリプでした。
どれも短文でインパクトが強く使いやすいため、ネットミームとして広がっていきました。
ありえない話の元ネタは朝青龍:まとめ
ネットミームとして流行っている「ありえない話し!」の元ネタを解説しました。
- 「ありえない話し!」は朝青龍のTwitter発言が元ネタ
- 強烈な言葉のインパクトとと使いやすさからネットミームのコピペとして応用される
- 朝青龍語録は「謝れ!謝れ!」など他にも名言がある
朝青龍の投稿は感情的でありながらもどこか憎めない魅力を持っています。
そのため、単なる怒りの表現ではなくユーモアとして受け止められネットミームとして定着しています。