TikTokで流行った「大納言あずき」の元ネタを解説します。
「10年連続最下位」など気になるフレーズが生まれたきっかけはセイキンさんの動画です。
ヒカマニによりネタ素材化され若い世代でもブームになりネットミーム化しました。
- 大納言あずきの元ネタはセイキンのサーティーワン動画
- なぜ流行った?理由はヒカマニ
- ギャグマンガ日和や森本慎太郎も話題
- 最新の人気ランキングで最下位脱出
今回は、大納言あずきを巡るネットミームの流れを深掘りして解説していきます。
大納言あずきの元ネタはセイキン!人気最下位がきっかけ
TikTokでネタ動画としてよく投稿されている「大納言あずき」の元ネタはYouTuberのセイキンさんです。
- 元ネタはセイキンの31アイス動画
- 大納言あずきにエコーをかけた
- 10年連続最下位
いったいどういう経緯で生まれたのか詳しく見ていきましょう。
元ネタはセイキンの31アイス動画
「大納言あずき」がネットミームとして広まるきっかけとなったのが、セイキンさんが2016年に投稿した「サーティワンアイスクリームの『ワースト3』食べてみた」という動画です。
セイキンさんが「サーティワンアイスクリームの人気ワーストランキング」を紹介しながら、実際に食べてレビューするという内容でした。
ただのレビュー動画と思いきや、視聴者の心をわしづかみにしたのがワースト1位として紹介された「大納言あずき」のシーンです。
大納言あずきにエコーをかけた
セイキンさんの「栄えあるワーストランキング第1位は大納言あずき!」というセリフに、突如エコーがかかるという謎の演出。
このエコーをかけた独特の言い方が後にTikTokでネットミームとして流行った「大納言あずき」の元ネタになっています。
たった一言の紹介に過ぎないのに、もともとネタにされやすかったセイキンさんとエコーの合体によって妙なインパクトが生まれてしまったわけです。
視聴者の耳に残る、クセになる、思い出し笑いする——そんな中毒性を持っていました。
10年連続最下位
さらに追い打ちをかけるように紹介されたのが、「10年連続人気最下位」という衝撃的なワードです。
サーティーワンアイスクリームの「大納言あずき」は人気ランキングでなんと10年連続最下位だったのです。
普通に考えてこの情報を聞いただけで「それは食べたくないかも」って思ってしまいそうですよね。でも、逆にここがネタ化のフックにもなったんです。
これらのセイキンさんのフレーズを編集した音源素材がTikTokなどで使われるようになりました。
大納言あずきの元ネタはセイキン!なぜ流行ったのか

大納言あずきの元ネタはセイキンさんでした。
ただ「なぜ2016年の動画が今更TikTokではやったのか?」ということが気になると思います。
- 流行った理由はヒカマニ
- ギャグマンガ日和でもネタにされる
- 森本慎太郎は大納言あずきニキ
- 人気最下位を脱出
なぜ流行ったのか詳しく見ていきましょう。
流行った理由はヒカマニ
セイキンさんの「大納言あずき」はなぜ流行ったのか、きっかけはヒカマニです。
ヒカマニとは、YouTubeのヒカキンさんの熱心なファンで動画やセリフを改変してネタ化している人たちのことをいいます。
もともとは「HikakinMania」という一人の動画投稿者が始めたことでしたが、現在ではヒカキン関連のMADやネットミームの総称として「ヒカマニ」が使われています。
ヒカキンさんの実の兄であるセイキンさんもネタとしてよく使われています。
そんな中で生まれたのが「大納言あずき」です。
エコーをかけた言い方や「10年連続人気最下位」というインパクトが強いフレーズもありネタとして最適だったのです。
ヒカマニ素材となった大納言あずきは、2023年6月頃からTikTokを中心に元ネタを知らない人たちの間でも音源として使われ始めネットミームになりました。
ギャグマンガ日和でもネタにされる
セイキンさんの大納言あずきとは関係ありませんが、漫画「ギャグマンガ日和」でもサーティーワンの大納言はネタにされています。
3種類の味が選べる3段アイスの全てを大納言あずきにするというネタで、くすっと笑える内容でした。
漫画の中でも大納言あずきはポピュラーではないアイスとしてイメージが確立されているようですね。
森本慎太郎は大納言あずきニキ
大納言あずき関連でセイキンさんの他にもう一人ネタにされているのが、SixTONESの森本慎太郎さんです。
森本さんは「大納言あずきニキ」と呼ばれていますが、サーティワンCMポスターが元ネタになっています。
2013年にサーティワンが開催したキャンペーンの広告ポスターで、当時のジャニーズメンバーが好きなフレーバーを紹介するというものがありました。
その中で、森本慎太郎さんが4つ全て大納言あずきを選んでいる画像が拡散されたのです。
実際には「チョコミント、ロッキーロード、チョコチップ、チョップドチョコレート」を選んでいました。
それがネット民により加工され、セイキンさんの大納言あずきブームも相まって拡散されてしまったのです。
人気最下位を脱出
10年連続最下位という記録を打ち立てた大納言あずきですが、最新のランキングでは最下位を脱出しました。
2025年5月に発表された「推しフレーバー総選挙」にてエントリーした60種中42位という結果を獲得。
これはかなりの快挙で、大幅に支持を集め最下位を脱出しました。
ちなみに新たに最下位となったのは「ベースボールナッツ」です。
人気が上がった理由の一つに、セイキンさんが元ネタのTikTokブームによって知名度が上がったこともあるかもしれません。
大納言あずきの元ネタはセイキン:まとめ
TikTokで流行った「大納言あずき」の元ネタを解説しました。
- 元ネタはセイキンのサーティーワンアイス動画
- ヒカマニがネタにして音源素材化
- ギャグマンガ日和でも話題
- 森本慎太郎が大納言あずきニキになる
- 10年連続人気最下位だったが、2025年は42位にランクアップ
セイキンさんの動画がきっかけでネタとしてブームになった大納言あずき。
知名度が上がったことで一度食べてみようという人が増えたのか、人気ランキングも上昇しました。