スマブラのロボットの元ネタはなんのゲームキャラ?ウォーリーではない

スマブラのロボットの元ネタはなんのゲームキャラ?ウォーリーではない

スマブラに登場する「ロボット」、一体なんのキャラなのか気になったことありませんか?

映画『ウォーリー』に似てるため原作だと思っている方も多いですが、実は全く関係ありません。

その正体は、1985年に任天堂が発売した「ファミコンロボット」という実在した周辺機器なんです。

この記事の内容
  • スマブラのロボットの元ネタを解説
  • ファミコンロボットはどんなゲーム?
  • 参戦理由を考察

この記事では、スマブラのロボットの元ネタについて深掘りして解説しています。ぜひ最後までお付き合いください。

目次

スマブラのロボットの元ネタはなんのゲームキャラ?

ロボット

スマブラに参戦するキャラは何かしらのゲームのキャラクターであることがほとんどです。

ではロボットはなんのキャラなのか元ネタを解説していきます。

  • なんのキャラクター?
  • ファミコンロボットとは?
  • 原作は映画「ウォーリー」ではない

詳しく見ていきましょう。

なんのキャラクター?

スマブラシリーズに登場する「ロボット」は何かのゲームのキャラクターだと思われがちですが、実はそうではありません。

このロボットは、1985年に任天堂が発売した「ファミリーコンピュータ ロボットというファミコン用の周辺機器なんです。

通称ファミコンロボット。型番は「HVC-012」で、れっきとした任天堂純正の製品です。

つまり、スマブラのロボットは「あるゲームのキャラクター」ではなく、実際に存在した任天堂のハードウェアそのものをキャラクター化したものです。

ファミコンロボットとは?

スマブラのロボットの元ネタ、「ファミコンロボット」はどんな商品でなんのゲームが遊べたのでしょうか?

ファミコンロボットには『ブロックセット』と『ジャイロセット』の2つが専用ソフトとして存在しています。

これらをファミコンで起動することでロボットを動かして遊ぶことができるのです。

つまりファミコンと繋いで「物理的に動かせるロボット」ということ。

他のスマブラファイターのように、ゲーム内で物語や冒険をするキャラクターではなく、ゲームを遊ぶための実物として作られた存在なんです。

このロボットどうやって動いてたかというと、なんと光信号です。

テレビの画面に表示された特殊な光をロボットの目がキャッチして、それに応じてモーターが動きます。

ケーブルや赤外線ではなくテレビ画面が指示を出すというもの。1985年にこのシステムはかなり先進的ですよね。

しかし先進的すぎたせいで他に遊べるゲームは登場せず、たった2つだけで終わってしまいました。

ちなみに海外では「R.O.B.」という名前で知られており、スマブラでも海外版はこの名前がそのままキャラに使われています。

原作は映画「ウォーリー」ではない

スマブラのロボットの元ネタが「ウォーリー」だと思っている人もいるようです。

2008年に公開されたピクサーの映画「ウォーリー」の主人公はごみ処理ロボットです。

その見た目は確かに似てるんですよね。どちらも大きな丸い目、左右に伸びるアーム、そして無機質なボディ。

確かに似てますが、それはどちらも古典的ロボットのデザインを踏襲しているだけで全く関係ありません

スマブラのロボットの元ネタはゲーム!参戦理由を考察

ご存知のようにスマブラの参戦ファイターは、他のゲームのキャラクターがほとんどです。

それなのになぜファミコンの周辺機器だったロボットが参戦したのでしょうか?

公式には発表されていため、考察になりますが次のような理由が考えられます。

  • 意外性枠
  • 任天堂の歴史を象徴する存在

詳しく解説していきます。

意外性枠で参戦

スマブラでロボットが初めて登場したのは、2008年発売の『スマブラX(Wii)』です。

シリーズ第3作目にして、まさかの周辺機器キャラが参戦するという意外な出来事でした。

初見の人は「原作はなに?」「何のゲームのキャラ?」と混乱したはず。

でも、逆にファミコン時代を知っている人には「おお、まさかのロボット」という感じで、懐かしさ全開だったんですよね。

スマブラはたまに「そのキャラ参戦するの?」という意外な枠があります。たとえば「ゲーム&ウオッチ」や「WiiFitトレーナー」など。

ロボットもその枠だったのでないでしょうか。

ゲームのキャラじゃないからこそ、逆にスマブラらしいサプライズになるっていう計算もあったと思います。

任天堂の歴史を象徴する存在

スマブラは単なる格ゲーじゃなくて「ゲームの博物館」的な要素もあると思いませんか?

プレイ中に流れる音楽、登場アイテム、ステージの細かい演出…どれもゲームの記憶が詰まってますよね。

ロボットのようなキャラを出すことで、プレイヤーは「こんな歴史があったんだ」と知ることができます。

それは、スマブラにしかできない役割ではないでしょうか。

つまり、ロボットの参戦は、単なるファンサービス以上に、「ゲームの文化を後世に伝える」という大切な意味を持ってるんです。

スマブラロボットの元ネタはなんのゲームキャラ:まとめ

スマブラに登場するロボットの元ネタはなんのゲームキャラクターなのか解説しました。

  • ロボットはゲームや原作があるキャラクターではない
  • ファミコンの周辺機器として実在したハードが元ネタ
  • 光信号で操作するという先進的な仕組みだった
  • 映画ウォーリーは似てるだけで無関係
  • 任天堂の歴史を象徴する存在として参戦

スマブラのロボットは、ただのゲームキャラではなく1985年に実在したファミコン周辺機器「ファミコンロボット」が元ネタです。

スマブラでの参戦はその歴史的価値を現代に伝えるための仕掛けでもあり、単なるネタ枠ではないと考えられます。

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