「Welcome to Underground」の元ネタを解説します。
- welcome to undergroundの元ネタは2chコピペ
- 意味や使い方
- にじさんじVtuberも使う
読み方は「ウェルカム・トゥ・アンダーグラウンド」。2ちゃんねるから生まれた中二病コピペの代表作です。
welcome to undergroundの元ネタは2chコピペ
コピペとして使われている「welcome to underground」の元ネタを解説していきます。
- 元ネタは2chコピペ
- 意味や使い方
- 狂ってると言われる理由
元ネタは2chコピペ
「welcome to underground」というコピペの元ネタは、2006年に書き込まれた2ちゃんねるの投稿です。
2006年8月14日、2ちゃんねるの「おまいらの黒歴史」スレッドに以下の書き込みがされました。
358 :世界遺産:2006/08/14(月) 15:48:55 ID:O2Q5Lui70
中学時代のパソコンの授業でインターネットを使った時
みんなが自分の好きな漫画や野球のページを見てる時に
自分だけこれみよがしに2chにつないでAAとかを周りに見せてたこと
しかも「このページって何?」って聞かれた時に「ヤバイ奴らの集会所みたいなもん」とか答えたこと
さらに友達に2chへの行きかたを教えるためにヤフーで2chって検索させて
でてきたリンクをクリックして2chのトップページが表示された瞬間に
そいつの耳元で「Welcome to Underground」ってささやいたこと
この人物の書き込みが、後に中二病コピペとして語り継がれることになるんです。
意味や使い方
なお、ブログ全盛期=フォントいじり全盛期でもあるので、たまに見ていて、己自身の黒歴史的な扉が開きそうになって苦しい時もあったりなかったりする…Welcome to Underground…
— くまみ (@kumami_) March 23, 2018
このコピペのハイライト、それが「2chのトップページが表示された瞬間にそいつの耳元でWelcome to Undergroundってささやいたこと」という一文。
ちょっと背筋がゾワっとするくらいの演出、まさに中二病の極み。
Welcome to Undergroundの意味は「地下へようこそ」。
英語としての正確な綴りは「Welcome to the Underground」ですが「the」が抜けてます。
これも中二病らしさを際立たせています。
意味としては2ちゃんねるに初めてアクセスしたユーザーに対して囁く言葉。
中学生にとっては自分だけが知っている世界に他人を招き入れる、という優越感に満ちた行為でした。
しかも、わざわざ「Yahoo!で2chと検索させて」からページを開かせるあたり、妙なこだわりが感じられます。
狂ってると言われる理由
「welcome to underground」が狂ってると形容される一番の理由は、その痛々しさなんです。
中学生が、友達に2ちゃんねるを検索させ、耳元で「ようこそアンダーグラウンドへ」と囁く演出。
そんな異常なまでのこだわりが多くの人の記憶に刺さりました。
実際にクラスに一人はネットの世界に詳しい人がいたものです。
痛さと同時にあるあるネタのように共感を呼ぶ黒歴史のリアリティがありますよね。
welcome to undergroundの元ネタ!にじさんじVtuberも使う
2ちゃんねるの書き込みを元ネタにしたコピペ「welcome to underground」はVtuber界隈でも使われています。
- DWUが使う決めセリフ
- にじさんじ石神のぞみ
DWUが使う決めセリフ
「welcome to underground」と聞いて真っ先に思い浮かぶVTuberが、ディープウェブ・アンダーグラウンド(DWU)です。
彼女は「深層WEBからごきげんよう」という自己紹介から始まり、配信の締めくくりに「welcome to underground」を使います。
DWUのキャラ設定ネットの裏側に棲む謎の存在。その名の通り「アンダーグラウンド」を自分のホームとするキャラです。
イベント名やグッズにも「welcome to underground」のフレーズが採用しています。
にじさんじ石神のぞみ
にじさんじ所属のVTuber石神のぞみも「welcome to underground」を使っています。
Welcome to Underground!
— 石神のぞみ❤️🩹にじさんじ所属 (@I_Nozomi_) April 19, 2023
おはようツイートを忘れていたわ。
おはよ!
今日は夜に配信、夜にメン限があるわ
石神さんの設定は、「悪魔と人間のハーフ(自称)」という中二感満載なキャラで、配信冒頭などで「Welcome to Underground!」と挨拶します。
VTuberがよく使う理由としては、それぞれが独特な設定を持っているので、中二病的な世界観と相性が良いのかもしれません。
welcome to undergroundの元ネタ:まとめ
「welcome to underground」の元ネタを解説しました。
- 元ネタは2chの投稿コピペ
- 中二病的な狂ってる感じが多くの人に刺さった
- にじさんじVtuberなども使う
黒歴史を語る書き込みが元ネタになっている「welcome to underground」は今では挨拶としても使われています。